2017年3月21日火曜日

有料道路といえば、これもそうかな

と、タイトルでだいたい言い尽くしてしまいましたが。

以前より当ブログでも何度か、有料道路の通行券などのお話をして来ました。
ドキュメントスキャナを買ったおかげでだいぶ整理が進んで、なんとなくまとまってきた感があります。

ひとくちに有料道路と言っても、様々な形態があります。お馴染み高速道路に加えて、高規格道路とか、ドライブウェイとか。そのあたりの分類も面白いんですが、今回は、そういえばこれも有料道路よね、と気づいたいくつかについてご紹介いたします。

まずは、こちらを。
山口県岩国市にあります、錦帯橋。大変美しい橋ですね。
そうですよね、これも「有料道路」です。徒歩でしか渡ることができませんが、若草大橋だとか海田大橋だとかそういうものと意味的にはそんなに違いがありません。


そうなると全国には他にも同じようにお金を払わないと渡れない橋ってあるんじゃないかな、というわけで、そういう橋を渡った私の記録(要は通行券)を探してみました。

 静岡県島田市にあります、大井川蓬莱橋。欄干の低い木造の橋は実に風情があって、フォトジェニックです。長さ897.4メートルもありますので、往復すると2キロ弱。結構な運動になります。

茨城県の竜神大吊橋。霧の上を渡る写真が見事なチケットです。紅葉がまた美しいのです。
私は絶対やりませんが、バンジージャンプができる設備も整っています。
渡りきった先には「木精の鐘」という谷に鳴り響く鐘を鳴らせる施設もあります。3種類あってそれごとに記念カードがもらえます(有料ですが)。

 以前から近くを通るたびに気になっていたここもそういえば有料橋でした。
私、別段高いところが得意なわけではないのです。絶対ダメ、ではないですが、ときどきひゃっと足がすくみます。

これは厳密にはチケット半券とは違います。記念にいただけるカード、みたいな感じですね。スタンプ押印欄もあります。
群馬県の奥、上野村にあるのですが、国道から見ると、あんなところに!? みたいな高いところ。
シャボン玉が飛ぶ演出なんかもありますよ。

世界遺産日光東照宮の門前にあります、風情ある赤い橋「神橋」も有料で渡ることができます。それどころか、ここでは「神橋」と墨書きされた御朱印をいただくこともできます。

かずら橋には行ったことがあるのですが、あまりにも人が多くて渡るのを断念してしまいました。
他にも三島のスカイウォークはまだ未踏ですし、九州にも大吊橋ありますよね(九重"夢”大吊橋)。

しかしこういうことばっかり考えてると、あっ、もしかして有料の渡船もある意味で有料道路かしら、とか、坑内散策できる鉱山資料館もそうかなとかだんだん自分の線引きがよくわからなくなってきます。節度をもって。収集。分類。地味にやっていきますー。

2017年3月2日木曜日

梅・桃・桜の駅

何かテーマを決めて、コレクションを公開する、というのは、切手の世界などで広く使われている手法です。
私、これを他のコレクションでも応用できないかなーと常日頃考えていまして、時々コピー誌にまとめてみたり、mixiのフォトアルバムに投稿してみたり。
そんな中、Facebookに投稿した一枚の画像にまとめる方式は案外応用が効くかもしれないなーって思っていますので、ちょっとメイキングと切符の追補を。

Facebookに、「鉄道の紙物コレクション」というグループがあります。1,000人以上が参加されているグループで、毎回うなるようなお宝画像が流れてきてなかなか熱いのです。
私も何か投稿してみたいなーと思うもののそんな貴重品を持っているわけでも無いですし……、というところで結びついたのが先の「テーマコレクション」なのでした。
ちょうど昨年に、「桜」のつく駅の入場券をずらっと並べて投稿してみたところ好評でしたので、その後「雨」のつく駅、「鳥」のつく駅(干支でした)とぽつぽつと投稿しています。
ただ昨年の桜まとめには少し不満があったので、完全版作りたいなーと思ってて、せっかくですので、「梅」「桃」「桜」と三部作作っちゃおうとやってみました。
梅!
桃!
桜!
画像拡大しても読みにくいかな。特に桜はいっぱいあるので。

自作の駅名DB(全駅名と訪問日などが記入されているExcelファイルです)を起動して、抽出したい文字でフィルタをかけて、一覧を印刷しておきます。
ScanSnapをモバイルモードにして起動、切符アルバムを引っ掻き回して、各駅ずつ拾い上げてその場でスキャンします。画像はスマホに転送しておきます。
終わったらスマホからDropboxへ。PCに直接送れば? と思われるかもですが、部屋が離れているので、ちゃんと送信できているかの確認がとれませんので、手元のスマホに一旦送るようにしています。
並行して、iPadのSketchsというアプリで絵を描きます。ハンコ絵ですが、こういう絵があると乙女度が増すかなあと……(笑) これも出来上がったらDropboxに入れておきます。
海外製なので日本語が使えませんが、Collageratorというフリーソフトを起動します。そこに切り出した画像と描いた絵を全部放り込みます。ある程度勝手にばらばらと並びますので、個別に一個一個大きさと向きを修正して、エクスポートして完成です。最初300dpiで出力したら小さすぎて読めなかったので、600dpiにしました。SNSに投稿すれば勝手にリサイズされるだろうーと。

ScanSnapが無いとスマホで写真撮るとか、一旦全部抜き出してフラットベッドでスキャンするってことになって面倒になってしまうので、気軽にできるようになったのは、ScanSnapのおかげかも。

さて、実はこうして作ったあとに、次々と、あれもあったわ! と思い出してしまいました。奥底にしまってて出てこなかったものが出てきたとかもあったな。
全然完全版じゃなかった……

というわけで、追補がこちらです。

特に「梅屋敷」の入場券は、記念のセットものに含まれていたといえ、そのセットの発売個数が極端に少なく、それなりに貴重品じゃないかしら。
東武鉄道は案外「入場券」を記念に出すことが少なくて、梅島とか南桜井が拾えていません。

さて、実はFacebookでクイズにしようと思ってて忘れてたのですが、素材として抜き出した切符たち。ひとつだけ、仲間はずれがいます。
入場券じゃない切符が混ざっていたのですが、お気づきになられました?