2010年7月28日水曜日

ゆうびんのたのしみ【01】空港の小型印

前回スカイライナーについて書いたとき、成田空港にある郵便局の話に触れました。
そういえば、前にこの三局を回って消印を集めたときって、何についてだったっけ? と、過去のアルバムを引っかき回したのが今回のエントリのきっかけです。

小型印、とさらりと書きましたが、正確には、小型記念通信日付印と言って、昭和9年から始まった、直径33mmの消印です。さほど大きくない出来事の記念に作られるもので、今でも頻繁に作られています。
私、風景印も好きですが、この小型印もとても好きで、なるべくいっぱい集めたいと思っているのですが、この小型印だけを取り上げた本というのも無いですし(同人誌や私の知らない古い本にはあるんだと思いますが)、全部を総覧のように見られるサイトさんも見つかりません。
強いて言うならば、日本郵便の公式サイトにある、小型印のページが一番近いのかも。
http://www.post.japanpost.jp/stamp/kogata/

どこかの郵便局で切手展をやった、みたいな小さな出来事から、○○町合併記念、みたいな比較的大きな出来事までを独自のイラストとキャッチで表現しています。キティちゃんとか、アトムとか、ペコちゃんとか描かれたものがあったりと、比較的自由な印象です。
全部集めよう!と思ったら、先程のサイトを毎日チェックして、毎日のように郵便依頼の手紙を書き続けたら……なんとかなるのかな。でも、社会人でひとりで暮らしてる私には、有能な秘書もメイドさんもおりません。とてもじゃないけれど、追いつかないよ。

だったら、テーマを絞ればよいのでは! ということで、実際郵趣の世界では、「テーマティク」コレクションが主流です。自分が決めたテーマに沿ったものを集めるという手法です。切手でもそうですね。鉄道をテーマにした切手だけ集めるとか、猫の切手だけを集めるとか。
消印も同じです。飛行機に関するものだけにしよう!とか、キャラクタが描かれたものだけにしよう!とか。

私はそう言いながらも手の届く範囲で片っ端から集めようとしています(手が届く範囲というのも一つのテーマではあります)。そんな中からブログでは、テーマを決めて紹介してみたいなと思います。

ああ、前置き長かったね。では、第一回は、空港郵便局の小型印です。そんなに数はありませんが。

このテーマで私が最初に自分で集めたのは、名古屋空港内郵便局の「ありがとう名古屋空港」というものです。
 セントレアができて、小牧にあった名古屋空港が県営になり縮小される……というときのものです。記念メダルもあわせて買ったのですが、機械が壊れていて、無理を言ってお願いして買った記憶。

そこからしばしびゅんと時間は過ぎ、セントレアの5周年です。
今年ですね。ついこないだというか。可愛いけど謎なキャラクタが勢揃いです。セントレアにある郵便局は、常滑郵便局セントレア分室、なので、局名表示はこれでよいのでしょう。

さて、では成田空港を続けて。
まずは、30周年です。


特徴としましては、年号にアンダーラインがありません。通常「郵便局株式会社」がおしてくれる消印には、アンダーラインがあり、「郵便事業会社」がおしてくれる消印には、アンダーラインがありません。この「成田国際空港局」は、郵便事業会社なんですね。なので若干窓口での取扱品が異なります。今話題の「ご当地フォルムカード」や「ポスト型はがき」は対象外なので、ありません。
その代わりに(?)営業時間が長く、土日でもやっていたりします(分室)。


ではもう一つ。2,500mランウェイオープン記念です。
 第1旅客ビル内の絵を見て、子供が描いた絵みたいだなーと思って、第2のを見てびっくり、みたいな。
三ヶ所めぐるのは正直めんどくさいなーなんて思うこともありますが、こんな風に三種類の絵を同じテーマで見せられる、というのは他には無い利点ですし、並べて見て楽しいです。

ちなみに、成田空港にあるあと二つの郵便局は、成田空港内局と、成田空港内第二局です。こちらはまた今度、ポスト型はがきの話題のときにでも取り上げましょう。って、空港の話ばっかりしたいわけでもないのですが(笑

次回小型印は、キャラクタをテーマにしようかな。鉄道関係にしようかな。自治体合併にしようかな。そうそう、先日古いタトウなどをまとめてお譲りいただいたものがあって、そこにあったミレニアムものをまとめてみようかな。と、夢は膨らみますが、腰が重いのも私。気長にお待ちくださいませ。

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